Tarabooks
つい先日知ったインドの出版会社タラブックス。
南インドのチェンナイにある小さな出版社、絵本がメインで手漉きの紙に、一枚ずつ手作業でシルクプリント印刷される。
真摯な姿勢で作り続けられる絵本。物作りにおいて一番大切なことを問いかけられてる気がする。視点と思想、ここまで意志を明確にしている出版社はなかなかないと思います。
2013年にはタラブックスのギータ・ウォルフが日本の板橋美術館でワークショップを行っていた。この時に知っていたら、絶対に参加していた。
タラブックスの代名詞「夜の木」はプレミアがついてしまっているので、再販された時に買います。まずは手に入りやすい「猫が好き」を買いました。
手漉きの紙の質感、シルクプリントのインクの香り、絵本を読むだけじゃなく指先で味わうという官能的体験をしてます。初めての経験です。